気配 001
気配 002
気配 003
気配 004
気配 005
気配 006
気配 007
気配 008
気配 009
気配 010
気配 011
気配 012
気配 013
気配 014
気配 015

気配

【2014・9/3-7/宮崎県立美術館】

 

 

写真を撮り始めて40年が経つ。写真雑誌を読みあさって、ありとあらゆる写真を真似た中学時代。ピント、露出、構図。セオリーどおりの写真を撮るが満足できない。職業として生計を立てると、撮影は楽しかったが、出来上がった自分の写真を好きにはなれなかった。帰郷した頃、仕事で撮った写真を見た息子が「お父さんの写真ってつまんないね。僕は西米良で撮った写真の方が好きだよ」と言った。切り花が溢れんばかりに生けられた、無駄のないきれいな写真だった。

 

ある時、余計なものだと決めつけていた人工物が、自然と共生している景色に惹かれた。人の暮らしや気配を感じて、自分の写真を好きだと思えた。誰でも出くわす日常の風景だが、写真として捉える重要な条件は、撮影者の心の在り方だ。

 

あれから13年、大学生になった息子は父の写真を観て何と言うだろうか。 (展覧会メッセージより)

 

 

 

Exhibition・media
小河・齋藤 によるギャラリートーク
小河・齋藤 によるギャラリートーク
1/3

Copyright © Ogawa Takahiro 2015 All Rights Reserved.

写真をクリックすると拡大します